CSR活動報告(其の1)

カテゴリー: お知らせ , パブリシティ 投稿日:2013.03.22
sanyoAdmin

執筆者山陽製紙

【CSR活動レポート】

訪問先「㈱シーズクリエイト」様           2012/03/05

(本日のツボ)  「地域の元気は企業の元気!」

①ツꀀツꀀ CRS室立ち上げの経緯

宮城社長には、潜在的にずっと社会に喜ばれる新しい取り組みが出来ないかという想いがあった。自社で自力で何かをした場合それを自社のみで 取り込むのが過去のビジネスモデルで右肩上がりの成長期にはそれで良かったが、今は広い視野を持たなければ、関係性が狭くなりビジネスの機会が少なくなってしまう。そんな社長の地域を元気にしたいという想いを具現化できる人材との出会いによりCSR室を立ち上げることとなった。

② ツꀀ 活動内容

Ⅰ.「nara nara」奈良観光ガイドブック(英字)

外国人観光客むけのガイドブック「nara nara」をエリア発行。関西の観光といえば、京都・大阪。奈良は大仏のイメージがあるぐらいだった。「nara nara」は、奈良のガイドと協力し今まで、スポットの当たらなかった隠れた名所、「奈良の本来の良さを味わえるスポット」を紹介し、 地域と密着した情報を掲載。 ツꀀ地域密着、顔が見える観光情報誌として次第にその存在を認められ、現在20,000部がホテルやレストハウス、空港に置かれ、観光客のみならず ツꀀ地元の人に喜ばれている。

Ⅱ.「Sense」(就職活動マガジン)

大学生を主体とした中小企業に光を当てた就職活動の支援 雑誌。顔が見える就活を提案したい大学生4人の取り組みを支援。ライター、デザイン各部門が学生にしくみを提供し、Sense第1号を発刊。10,000部を学校生協や、キャリアセンターに。1回目は4社が協賛15名の就活生が参加。現在も大学生の「大企業安定志向」は続いていて、その一方、人材確保に苦労している中小企業も多くある。そんな現状を何とか打破したいという想いを持って地域の元気な中小企業を取材して職場見学ツアー・各社長との食事会等を企画した。就職は結婚と同じと例えられるように 内面より外面を重視すると不幸な結末が往々にして起こってしまう。「そんなミスマッチを防ぎ、お互いの幸せを願う」そんな雑誌であると感じた。第2号も刊行予定である。

シーズクリエイト様

③ ツꀀ 総括

シーズクリエイト様は、折り込みチラシの印刷をしている企業であり、広告を出したい企業、買物をしたい消費者、皆が元気にならなければならない。その地域の企業、住民、行政、全てを巻き込み皆で元気になれば、という想いが言葉の端々より感じられた。

宮城社長のお話で印象に残ったものが「5年後、10年後、100年後を見据えた活動をしていきたい」という言葉だった。そんな想いからか、「是非、この会社に息子を入社させたい」という親御さんが現れたという話には、驚きと共に感動を覚えた。

宮城社長より「山陽製紙さんは、今されている取り組み自体がCSR活動になっていますよね」という言葉を頂いたが、正直、私にはそういう実感がない。それは、認知度も含めて地域社会・行政を巻き込んだものに未だなっていないということが原因かもしれない。

地域住民、協力会社、お客様、行政、全てを巻き込んで「元気になろう!」という【想いの発信】がCSR活動のスタート地点になるのである。

④ ツꀀ 私にとってのCSR

CSRは、CSR室長の心の中から始まるもののように思う。勿論、経営者の一念があって適任者との出会いがあるという前提があるのかもしれない。CSRは人の生き方そのもの。一人の生き方が、周囲の志を同じくする仲間と必然的な出会いを広げ、その輪が広がっていく。前田CSR室長のお話を聞きながらそう感じた。

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左より、斉藤(山陽製紙)、原田社長(山陽製紙)、宮城社長(シーズクリエイト様)原田専務(山陽製紙)、前田室長(シーズクリエイト様)、佐々木ディレクター(シーズクリエイト様)

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執筆者山陽製紙