crep

comaecolor様 ピクニックラグ

オリジナルデザインピクニックラグ

製品仕様
GX(120g/㎡)+ラミ(18ミクロン) 60㎝×90㎝(定形・Sサイズ)
主な使用用途
販売用として
お客様の声
私たちcomaecolor(コマエカラー)は、東京都狛江市で自分たちが暮らす街を自分たちの手でもっと面白い街にしたいという思いで集まった有志メンバーで構成される市民グループです。飲食、出版、アパレル、デザイン、音楽などメンバーそれぞれの本業のスキルを活かしたさまざまなイベントなどの企画・運営を通じて、狛江の街の魅力と人をつなぐソーシャルグッドな活動をしています。

多摩川の中流に位置する狛江市は、東京都の市のなかでは最も面積が小さく、全国でも2番目に小さいコンパクトな街。小田急線新宿駅から約20分という好アクセスな立地でありながら、雄大な多摩川の眺めをはじめとする水や緑の自然に恵まれた環境で、子育て中の世帯や若いファミリーも暮らしやすいエリアです。

今回、山陽製紙さんには、狛江市の地域財産である多摩川という魅力ある場所に様々な人たちで賑わう空間を作りたいという想いで2016年にスタートした『多摩リバーサイドフェス TAMARIBA』というイベントの公式グッズ制作でご相談をさせていただきました。TAMARIBAは、SUP体験などのアクティビティ、フード、クラフトビールなどの飲食コンテンツ、音楽ライブ、ワークショップなどのカルチャー体験などを多摩川のオーガニックな空間と共に楽しんでいただける水辺のフェスです。

どんなグッズをつくろうかメンバーで検討していたところ、河川敷に広がる天然芝の環境を活かし来場者の方々にもオーガニックなスタイルでイベントを楽しんでもらいたいというアイデアから、ピクニックラグを作ろうという事になりました。今回のオリジナルグッズのコンセプトは、多摩川と1枚のラグから生まれるウェルビーイングな時間です。
地べたに座ると、芝の青々とした匂いや柔らかい葉の感触、水辺を吹き抜けるやさしい風や太陽のあたたかさなど、普段気に留めない自然のぬくもりに気づくきっかけになります。また、会場となる狛江市の河川敷はゴミのポイ捨て問題などによりバーベキューを禁止する条例が施行された背景があり、使い捨てではなく長く愛用していただける高品質で耐久性のあるアイテムを作りたい。素材や生産背景など環境にも配慮し、自然との共生を考えるきっかけになるエシカルなメッセージを込めたグッズにしたいと考えました。

そういった条件に見合うグッズをOEMで制作していただけるメーカーはないだろうかと探していたところ、運営メンバーが偶然以前からcrepのピクニックラグを愛用しており、改めて商品情報を調べてみると機能性も素材もまさに我々が理想としていた条件を満たす商品でした。
さっそく山陽製紙さんに問い合わせしてみようという事になったのですが、我々がグッズ制作に取りかかったのがイベント当日までかなりタイトスケジュールなタイミング。きっと断れるだろうと思いながらも、ダメもとで東京営業所にお問い合わせをしました。ところが、ご担当していただいたY様は快く熱意を持って応対していただき、我々の希望に沿うスケジュールのご提案、生産ラインの調整など懇切丁寧に迅速な進行をしていただき、無事にイベントまでに完成することができました。

デザインはイベント会場のシンボルとも言える多摩川をモチーフにしたオリジナルのパターン柄。TAMARIBAはもちろん、自然の魅力あふれる多摩川で遊ぶカルチャーもっと広めていきたいという我々の活動のメッセージを込めたデザインです。さらに、角のハトメにペグをさすと魚のイラストを釣り上げているような風景が現れる多摩川らしい遊び心のあるデザインとしました。

イベント当日は穏やかな秋晴れの暖かな2日間となり、過去最高の来場者数。清々しいほどの青い空と緑あふれる芝生が広がる水辺に、ピクニックラグがやさしく彩る景色が広がりました。お客さまにもたいへん評判で、多くの方々がピクニックラグを広げ、思い思いのスタイルで音楽やフード、クラフトビールなどを楽しみながら会場の雰囲気を存分に満喫していました。

このピクニックラグは多摩川の魅力を発信する我々comaecolorの活動の公式グッズとして、今後も市民の方々の愛用者をさらに広げていきたいと考えています。コンパクトな街なので、多摩川のピクニックで同じラグを使っているファミリー同士が偶然出会い、明るいあいさつが交わされることもきっとあるはずです。このピクニックラグを通して、何気ない日常の中に「小さな幸せ」を感じる時間が生まれると幸いです。

comaecolor公式サイト

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