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NPO・地元学校と連携し、10年で延べ707人の子どもたちが参加 10周年を迎えた出前授業型キャリア教育「ドリカムスクール」開催

カテゴリー: お知らせ , プレスリリース 投稿日:2025.06.30 / 最終更新日:2025.07.01
sanyoAdmin

執筆者山陽製紙

今年は初の中学校開催。7つの課題解決に挑戦し、7月14日にプレゼンテーションを実施

創業昭和3年、紙再生サービスメーカーの山陽製紙株式会社(所在地:大阪府泉南市 代表取締役:原田六次郎)と、NPO法人JAE、地元学校が共同で実施している出前授業型キャリア教育プログラム「ドリカムスクール」が10周年を迎え、今年は初めて中学校で開催します。1年生127人が7つのミッション解決に向けてグループワークに取り組み、7月14日にプレゼンテーションを行います。地域の子どもたちと当社社員双方の成長を目指して2016年に地元小学校でスタートし、延べ707人の子どもたちが参加しています。

社員の成長にも寄与、環境省「環境人づくり企業大賞」受賞

授業がスタートし、社員がミッション内容を伝える様子

「ドリカムスクール」は、NPO法人JAEが展開する、企業と学校が連携して行うキャリア教育プログラムです。2016年から2024年までは地域の3つの小学校をローテーションしながら「切れ端を使った商品開発」「廃棄物を紙に抄き込む技術を生かした人の役に立つ商品作り」などをテーマに実施してきました。『新入社員が講師となって、地域の小学校へ環境出前授業を行っており、社員の主体的な学びを促している』と当活動などが評価され、環境省「環境人づくり企業大賞」も受賞しています。当初は人材育成を兼ねており、若手社員のみの参加でしたが、今ではさまざまな年代や部門の社員たちが参加し、「循環型社会に貢献する」という理念のもと、子どもたちと一緒に未来を考え主体的に行動するきっかけになっています。

子どもたちによりリアルな課題解決の体験を

今年度は、3つの小学校で当社のドリカムに参加したことのある中学生たちに、よりリアルな課題に取り組んでもらいたいと、「川そうじから世界を変える」「災害に強いまちづくり」「未来の紙を提案」など、全社員が参加して7つのミッションを企画しました。ミッションごとにわかれてグループワークを行い、6月16日に中間進捗報告会を実施。7月14日の最終プレゼンテーションに向けて提案をブラッシュアップしていきます。学校の先生たちの、「地域の企業や大人との出会いから自身の生き方を考えてもらいたい、社会に貢献できるという体験をしてほしい、課題解決を通じて創造力・巻き込み力・発信力などさまざまな力を身に付けてほしい」という思いに応えたいと考えています。


本件に関するメディアからのお問い合わせ先

山陽製紙株式会社 広報担当:武田
〒590-0526大阪府泉南市男里6-4-25
TEL:072-482-7201  FAX: 072-482-7204
メール:takeda@sanyo-paper.co.jp
HP:http://www.sanyo-paper.co.jp/
紙と暮らす、エシカルストア『Repepa(リペパ)』:https://repepa.com/


参考資料

■ドリカムスクールとは

NPO法人JAEが展開する、学校と企業が連携して行うキャリア教育プログラムです。学校教育の一環として、企業と協力し、子どもたちがさまざまな生き方やキャリアと出会い、将来を主体的に考える力を育むことを目指しています。

当社は、当社の理念である「循環型社会に貢献する」ための課題解決を通じて、社員の成長と環境や地域貢献への意識向上につなげたい、また、地域の子どもたちの成長にも貢献したいと2016年にスタートしました。

■2025年度「ドリカムスクール」 概要

<対象>
泉南市立泉南中学校 1年生 4クラス 127人

<参加社員>
社員14人
これまでは年によって若手、中堅層など約3~8人の参加でしたが、今回は当社が部署を超えて取り組んでいる委員会活動やプロジェクトごとに全社員がミッションの企画に参加しています。7つの各セクションから1~2人の社員たちが代表として講師を務めます。

<内容>
山陽製紙が抱えている課題や願い「こんなことをしてみたい」という7つのミッションをあげ、生徒たちが『パートナー』として取り組みたいミッションごとにグループに分かれて提案を検討します。

<目的>
泉南中学校区がめざす20歳像「人を大切にする子 つながりつづける子 挑戦しつづける子」を目標に、今回の課題解決学習を通して、生徒たちが自ら課題を見つけ、課題解決に向けて仲間と協力し行動する、また行動を振り返り改善点を見つける「探究的な学び」へとつながる力を養います。

<ゴール>
山陽製紙からのミッションに対して真剣に向き合い、社員さんも驚くようなアイデアを提案・報告をしよう!

<ミッション>
・川そうじから世界を変える! キミの作戦で地球の未来をつくろう!
・アイデアで会社が変わる!“行きたくなる職場”をデザインせよ!
・地球にやさしいを当たり前に!“やらされる”から“やってみたい”へ進化しよう!
・地域を守れ!災害に強いまちをつくろう!
・ノートの“本当の価値”って?山陽製紙を推しに!
・“山陽製紙×〇〇”で「こんな紙ほしかった!」を実現しよう!
・調べて、感じて、つくり出せ!未来の紙を提案せよ!

<スケジュール>

■最終提案 概要

場所:泉南市立泉南中学校
日時:7月14日 授業時間 10:40~12:20
第一部:10:40~
テーマ毎で教室に分かれ、プレゼン(4チーム)
→4チームの中から代表チームを社員が選抜
第二部:11:05~(仮)
体育館にて、7テーマそれぞれの代表チームがプレゼン
→山陽製紙から講評

NPO法人JAEについて

子ども・若者が、自分の可能性を信じ、より良い社会づくりへ挑戦する力を育むため、教育機関や企業・地域の協働を促進し、主体的に生きる人がそだつ環境づくりをしています。小中高校生には、主に企業・地域と学校が協働し実践する課題解決型授業「ドリカムスクール」、大学生には、期間限定で挑戦する実践型インターンシップ「アントレターン」をコーディネート。2001年の創業以来、10000人を超える子ども・若者にチャレンジする機会を提供してきました。

NPO法人JAE (ジャイー)概要

※JAE = Japan Academy of Entrepreneurship

所在地 大阪市北区万歳町4-12 浪速ビルディング 西館401A号室
代表者 共同代表 坂野 充 塩見 優子
スタッフ 職員:10名 ボランティアスタッフ:50名
設立 2001年3月3日 (法人化 2001年6月22日)

■「環境人づくり企業大賞」受賞

「環境人づくり企業大賞」とは「環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律」第22条の2第2項に基づく表彰であり、地球環境と調和した企業経営の必要性を認識し、その実現のため自ら進んで行動する人材(環境人材)を育成する企業を奨励するものです。
当社が2017年度に中小企業区分で「優秀賞」を受賞した評価のポイントは、『新入社員が講師となって、地域の小学校へ環境出前授業を行っており、社員の主体的な学びを促している』というドリカムの活動の他、『創立50周年を契機に社員が自主的に始めた清掃活動は、現在では、地域社会での活動にも発展している』など地域の清掃活動などが挙げられています。

山陽製紙株式会社について

経営理念
「私たちは紙創りを通してお客様と喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献します」
一、 私たちは、希少価値のある紙をお客様と共に創ります。
一、 私たちは、お客様と共に成長発展することを喜びとします。
一、 私たちは、資源として使った地球の財産を守り、再生し、循環型社会に貢献します。

上記の経営理念を掲げ、製造工程でも環境に配慮し、使用電力は、「再生可能エネルギー由来のCO₂フリー電気」を利用、排水は「活性炭ろ過方式排水処理設備」を使用してきれいな水に還しています。2019年に「再エネ100宣言RE Action」に加盟し、2022 年には日本の中小企業の製紙業としては初の「SBT 認定」を受けています。

■環境関連受賞歴

2018年 環境人づくり企業大賞2017 優秀賞
2019年 環境人づくり企業大賞2018 環境大臣賞
2019年 環境コミュニケーション大賞2019 優良賞
2023年 エコアクション21 オブザイヤー2022 ソーシャル部門 銀賞
2023年 eco検定アワード2023 優秀賞
2024年 エコアクション21 オブザイヤー2023 環境経営レポート部門 銅賞
2025年 エコアクション21 オブザイヤー2024 ソーシャル部門 銅賞

山陽製紙株式会社概要

所在地 大阪府泉南市男里6-4-25
代表者 代表取締役 原田六次郎
社員数 46名
設立 創業 昭和3年3月 / 設立 昭和32年12月
事業内容 製袋用クレープ紙の製造及び製袋関連資材の販売
包装用クレープ紙の製造及び鉄鋼、電線用包装関連資材の販売
自社ブランド商品(SUMIDECO、crep、PELP!)の企画、販売
電子部品用層間紙の製造及び包装関連資材の販売および関連資材の販売
その他オーダーメイド再生紙の製造
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執筆者山陽製紙