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電子化後の紙文書を廃棄せずにアップサイクル キンコーズ・ジャパンと連携し「紙資源の循環サービス」スタート

カテゴリー: お知らせ , プレスリリース 投稿日:2022.06.30
sanyoAdmin

執筆者山陽製紙

電子化した“そのあと”の紙を活用し、環境活動やSDGsの取り組みを共創

創業昭和3年、循環型社会を目指す紙再生サービスメーカーの山陽製紙株式会社(所在地:大阪府泉南市、代表取締役:原田六次郎)は、キンコーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡辺 浩基、以下 キンコーズ)とパートナーシップを結び、当社の不用コピー用紙の再生サービス「PELP!(ペルプ) ※1」の仕組みを活用した「紙資源の循環サービス」を6月27日より開始しました。キンコーズでは、企業に蓄積された大量の「紙文書」を「電子化」し旧来の紙を中心とした業務フローの見直しを支援する「文書電子化サービス※2」を展開しています。今回提供を開始するのは、電子化して不用になった紙を100%再生紙にし、名刺や封筒、販促物等新たに印刷物にアップサイクルして顧客に返還し、資源を循環させるサービスです。

企業の不用紙をアップサイクルする「PELP!」から生まれた共創

PELP!ブランドロゴ
「PELP!(ペルプ)」とは、会員企業から不用コピー用紙を回収し、オフィス用品などにアップサイクルして還元するサービスです。キンコーズは、2021年9月より会員となり、自社から出た不用紙を従業員が使う名刺や封筒に再生して利用してきました。キンコーズが提供する「文書電子化サービス」では、電子化された後の紙の多くが廃棄処分されているという状況に対して、当サービスの顧客向けにも「PELP!」を活用していくことになりました。顧客の環境活動への参画やSDGs推進といった活動も支援します。

「紙資源の循環サービス」の流れ


1. キンコーズにて紙文書を電子化する作業をおこないます。
2. 不用となった紙文書を、再生できる紙、できない紙に仕分けします。
3. 再生できる紙を、山陽製紙で再生紙“PELP!PAPER”へ加工処理※します。
4. 再生紙“PELP!PAPER”で名刺やダイレクトメールなどを作成し納品します。
※加工処理ではPELP!の仕組みで集められた古紙を同時に処理するため、再生原料は自社由来に限ることはできません。


本件に関するメディアからのお問い合わせ先

山陽製紙株式会社 広報担当:武田
〒101-0032 東京都千代田区岩本町 2-17-2 サウスイーストビルディング8F
TEL:03-6240-9711  FAX:03-6240-9735
メール:takeda@sanyo-paper.co.jp
HP:http://www.sanyo-paper.co.jp/
公式オンラインストア「Repepa」:https://repepa.com/


■“PELP!PAPER”を使って返還できる商品例

PELP!バッグ1袋(約15㎏の不用用紙)は約2,000枚の「PELP!PAPER」に換算し、加工後、お届けいたします。
例)名刺:16,000枚、角2封筒:500枚、ポストカード・DM:4,000枚

■「紙資源の循環サービス」のWebサイト

https://www.kinkos.co.jp/biz/solutions/document-management/paper-life-cycle/

※1:PELP!とは

https://pelp.jp/
山陽製紙株式会社が提供している、会員企業から不用コピー用紙を回収し、名刺や封筒といったオフィス用品にリサイクルして還元するサービスです。オフィス古紙の再生率の低さが課題になっていたことから2012年にスタートしました。小ロットでの古紙再生技術を用い、中小企業でも参加しやすい仕組みを実現しています。PELP!の特徴の一つであるKAMITORE(カミトレ:紙のトレースシステム)では、どの企業で分別された紙か、それがどんな紙製品に生まれ変わったかなど、あらゆる再生状況の追跡といったトレーサビリティも可能にしています(特許番号:第 7029688 号)

KAMITORE(カミトレ)専用ページ イメージ

※2:文書電子化サービスとは

https://www.kinkos.co.jp/biz/solutions/document-management/scan-service/
キンコーズ・ジャパン株式会社による、企業内に蓄積された大量の「紙」文書を「電子化」し旧来の紙を中心とした業務フローの見直しを支援するサービスです。従業員のテレワークにおける生産性の向上、業務改善を推進したいと考える顧客に向けて、「働き方改革の推進」、「BCP対策(非常時の業務継続)」、「オフィスのスペースコスト削減」、「生産性の向上(業務効率化)」など、書類のデジタル化を起点とした業務改善をサポートし、顧客企業のDX推進に貢献します

■キンコーズ・ジャパン株式会社 

https://www.kinkos.co.jp/corporate/
お客様のライフとビジネスに寄り添い、サステイナブルな社会を実現するオンデマンドソリューションサービスのサプライヤーとして様々なお客様からパートナーと認識されることを目指しています。有人接客型プリントサービスのキンコーズ及びコワーキングスペースのツクル・ワークといった店舗運営事業をはじめ、顧客の業務改善を支援するプラットフォームソリューションの開発・運用支援を行うデジタルソリューション事業、屋内外の装飾・展示会の出展向け大型インクジェット出力・加工・施工から、ショッピングモールでの販促支援室の運営、セールスプロモーションにおける企画立案・デザインなどのマーケティングサービス事業と多岐にわたるサービスを展開しています。


■キンコーズ・ジャパン株式会社概要

所在地 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング27階
資本金 100,000千円
代表者 代表取締役社長 渡辺浩基
社員数 762名(2022年4月1日現在)
設立 1991年12月24日
事業内容 オンデマンドプリンティングビジネス、
企業内プリントセンター運営、
デジタルソリューションビジネス、
マーケティングサービスビジネス、
コワーキング・イベントスペースの運営 等

■山陽製紙株式会社について

経営理念 「私たちは紙創りを通してお客様と喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献します」
一、 私たちは、希少価値のある紙をお客様と共に創ります。
一、 私たちは、お客様と共に成長発展することを喜びとします。
一、 私たちは、資源として使った地球の財産を守り、再生し、循環型社会に貢献します。

■山陽製紙株式会社概要

所在地 (本社、工場)大阪府泉南市男里六丁目 4-25
(東京営業所)東京都千代田区岩本町2-17-2 サウスイーストビルディング8F
資本金 3,800 万円
代表者 代表取締役 原田六次郎
社員数 44名
設立 創業 昭和3年3月 / 設立 昭和32年12月
事業内容 製袋用クレープ紙の製造および製袋関連資材の販売
包装用クレープ紙の製造および鉄鋼、電線用包装関連資材の販売
自社ブランド商品(SUMIDECO、crep、PELP!)の企画、販売
電子部品用層間紙の製造および関連資材の販売
その他オーダーメイド再生紙の製造
sanyoAdmin

執筆者山陽製紙