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インテリアショップ Francfranc(フランフラン) の緩衝材をプラスチックから再生紙へ。オフィス古紙を回収、緩衝材にアップサイクルして循環させる仕組みに。

カテゴリー: お知らせ , プレスリリース 投稿日:2023.12.13 / 最終更新日:2023.12.16
sanyoAdmin

執筆者山陽製紙

オリジナルカラーの緩衝材で、環境に配慮しつつお客様に「かわいい」の喜びも

創業昭和3年、循環型社会を目指す紙再生サービスメーカーの山陽製紙株式会社(所在地:大阪府泉南市、代表取締役:原田六次郎)は、株式会社Francfranc(本社:東京都港区、代表取締役:佐野一幸)と協働で、同社が運営するインテリアショップ「Francfranc(フランフラン)」用に再生紙製緩衝材を制作、全国の店舗で順次利用が開始されています。オフィス古紙をアップサイクルして循環させるサービス「PELP!(ペルプ)」で回収した古紙をピンク色に染めた当社初のオリジナル緩衝材です。既存のプラスチックから再生紙への変更、さらに紙資源を循環させる仕組みで共に環境への貢献を目指します。

品質改良とスタッフ教育で、プラから再生紙への切り替えを実現

Francfrancでは、プラスチックから環境に配慮した紙への梱包材の変更を検討しており、2020年に相談を受けたことが協働の始まりです。既存のミラーマットに変わる素材として、当社の主力再生紙製品で、独特のシワから生まれる強度と伸縮性のあるクレープ紙を提案しました。当初は慣れない素材で作業性が落ちるという課題がありましたが、実際に一部の店舗で使用してもらいながら厚さやシワ加工の改良を重ねました。同時に、Francfrancでは店舗スタッフに紙の緩衝材での包み方をレクチャーしなおすことで、2021年2月に全店でプラから再生紙への切り替えが実現しました。

ピンク色のオリジナル緩衝材でお客様にも喜びを

Francfrancは、今年9月に当社が提供するオフィス古紙のアップサイクルサービス「PELP!(ペルプ)」の会員となり、これまで廃棄していたFrancfrancオフィスで出る不用コピー用紙を回収し、緩衝材へアップサイクルする仕組みができました。また、3月に「かわいくなれ、世界。」というブランドメッセージを新たに掲げており、環境に配慮しつつ、包装からも「かわいい」と感じる瞬間をお客様に届けたいという思いを受け、ピンク色にしました。


本件に関するメディアからのお問い合わせ先

山陽製紙株式会社 広報担当:武田
〒590-0526大阪府泉南市男里6-4-25
TEL:072-482-7201  FAX:072-482-7204
メール:takeda@sanyo-paper.co.jp
HP:http://www.sanyo-paper.co.jp/
捨てず、燃やさず、めぐる紙『PELP!』:https://pelp.jp/


■PELP!(ペルプ)とは

山陽製紙株式会社が提供している、会員企業から不用コピー用紙を回収し、名刺や封筒といったオフィス用品に加工して還元するサービスです※。オフィス古紙の再生率の低さが課題になっていたことから2012年にスタートしました。不用コピー用紙の回収袋「PELP! BAG」の購入のみで参加でき、中小企業でも参加しやすい仕組みを実現しています。
※オフィス用品などの紙製品の購入は有料です。

■KAMITORE(カミトレ:紙のトレースシステム)


<特許番号:第 7029688 号>
ペルプの特徴の一つであるKAMITORE(カミトレ)では、どの企業で分別された紙か、それがどんな紙製品に生まれ変わったかなど、あらゆる再生状況の追跡といったトレーサビリティを可能にしています。
CO2削減量やカーボンオフセット量など、環境貢献指数も可視化しています。

これによりFrancfrancでも、店舗スタッフを含む全社で共有、環境への貢献を実感してもらうことができます。

■株式会社Francfranc(Francfranc Corporation)概要

所在地 東京都港区北青山3-5-12 青山クリスタルビルB1
代表者 代表取締役 佐野 一幸
社員数 1,509名 (2023年8月末時点)※時間勤務社員数は年間平均人員数(1日8時間換算)で算出
事業内容 Francfrancを中心としたインテリア・雑貨小売販売事業

山陽製紙株式会社について

経営理念
「私たちは紙創りを通してお客様と喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献します」
一、 私たちは、希少価値のある紙をお客様と共に創ります。
一、 私たちは、お客様と共に成長発展することを喜びとします。
一、 私たちは、資源として使った地球の財産を守り、再生し、循環型社会に貢献します。

上記の経営理念を掲げ、製造工程でも環境に配慮し、使用電力は、「再生可能エネルギー由来のCO₂フリー電気」を利用、排水は「活性炭ろ過方式排水処理設備」を使用してきれいな水に還しています。2019年に「再エネ100宣言RE Action」に加盟し、2022 年には日本の中小企業の製紙業としては初の「SBT 認定」を受けています。

山陽製紙株式会社概要

所在地 大阪府泉南市男里六丁目4-25
代表者 代表取締役 原田六次郎
設立 創業 昭和3年3月 / 設立 昭和32年12月
事業内容 製袋用クレープ紙の製造及び製袋関連資材の販売
包装用クレープ紙の製造及び鉄鋼、電線用包装関連資材の販売
自社ブランド商品(SUMIDECO、crep、PELP!)の企画、販売
電子部品用層間紙の製造及び包装関連資材の販売および関連資材の販売
その他オーダーメイド再生紙の製造
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執筆者山陽製紙