• ホーム
  • コラム
  • ノベルティの意味とは?目的や効果、企業イメージ向上の事例もチェック

ノベルティの意味とは?目的や効果、企業イメージ向上の事例もチェック

カテゴリー: コラム , コラム 投稿日:2022.10.11 / 最終更新日:2022.12.23
sanyoAdmin

執筆者山陽製紙

ノベルティの意味とは?目的や効果、企業イメージ向上の事例もチェック
企業が販促で活用するグッズ「ノベルティ」にはどのような意味が込められているのでしょうか。

これまでノベルティは、企業の認知度向上を主な目的として配布されていましたが、近年では、企業イメージ向上の意味を込めてノベルティを配布している企業も多くあります。

今回は、ノベルティを配布する意味や目的をご紹介しながら、私たち山陽製紙が取り組む、環境にやさしい紙を利用したノベルティ制作の事例をご紹介します。

ノベルティの意味とは

ノベルティの意味とは
ノベルティの意味は、日本では、企業の商品やサービスのPR、認知度向上を目的とし、顧客や取引先に配られるグッズのことです。

販促品と似ていますが、販促品は必ずしも企業名やロゴなどが入っているわけではありません。一方、ノベルティは企業名などを入れることが多く、長期間にわたって企業のことをを印象付けることができます。

日本で認識されている「ノベルティ」の意味と、英語の「novelty」の意味を比較してみましょう。

英語の”novelty”は、「目新しい」「珍しい」などという意味で使われており、商品のPRのためなどに配られるグッズを意味していません。英語の「ノベルティ」は、どちらかというとジョークの要素を含んだちょっとしたおもちゃのような意味で使われています。

日本で使われている「ノベルティ」という言葉が、いつから記念品や景品といった意味合いを持つようになったかは不明ですが、今では文房具や日用品、ファッション雑貨や季節ごとの商品など、多岐にわたるノベルティが私たちの暮らしの中に溢れています。

ノベルティが持つ意味とは

現在では、独自のノベルティを制作し配布している企業は多く、多様なアイテムが作られています。

特に最近では、温暖化や資源問題などの環境問題に着目し、再生紙やエコマテリアルを使用したノベルティによりイメージをUPさせようとする企業も増えてきています。

気軽に顧客に渡すことができるノベルティは、それまで知らなかった会社の名前やロゴ、製品を知らせるきっかけにすることができるため、効果的な宣伝・広告のひとつだと言えます。

しかし、販促品のように、商品の販売を促進する目的で作られるのではなく、ノベルティはあくまでも企業や商品などの認知度の向上を重視することが多くなっています。

ただ、商品より表に出てくるようなパッケージやロゴ、会社の刻印は利用者に敬遠されてしまうため、ノベルティを作る場合は、消耗品や日常品などのもらうと嬉しい商品に、さりげなく会社のロゴやブランド名が入っている程度に抑え、日常での使用に違和感がない程度にPRしましょう。

ノベルティの効果やメリット

ノベルティの効果やメリット
企業がノベルティを制作し配布することにどのようなメリットがあるのかを具体的にご紹介します。

企業の認知度向上

企業カラーの利用やロゴやキャラクターをうまく取り入れたデザインにすれば、市販に流通している汎用的な商品より目立つことができます。

ノベルティによって企業の認知が向上し「あの配色といえば、この会社」「このキャラといえば、あの企業」というように、企業イメージを強く印象付けることも可能です。

また、ノベルティをクライアントに配布し、クライアント内で利用が広まれば、無意識の間に企業名やロゴを目にすることになり、競合他社よりも身近な印象を与えることが期待できます。

企業のイメージ向上

ノベルティを制作する際に、リサイクルできる紙や環境にやさしい原材料を採用することで、環境問題への関心が高い企業であることを社会にアピールできます。

また、環境問題に配慮した上で、商品やサービスの提供を行う会社であることを発信することで、新たな顧客との出会いに繋がる可能性もノベルティは秘めています。

低コストでの宣伝

ノベルティは、低予算で制作できるものも多くあり、限られた予算内で宣伝したい場合、ノベルティ配布はコストパフォーマンスが優れた宣伝だと言えるでしょう。

ただし、利用者にとって満足度の高いノベルティになるよう、他社が配布するものよりも何かしら価値あるものに工夫を加えるのがポイントとなります。

ノベルティ制作事例と込めた意味とは

ここで、山陽製紙のノベルティ制作事例をご紹介します。

当社の紙製造の技術と資源のリサイクル技術を掛け合わせ、循環型社会に貢献できるきっかけとなるようなノベルティを通し、紙の可能性を伝えていきたいと考えています。

エコクック

ノベルティに込めた意味:エコクック
炭が持つ脱臭機能や調湿機能を生かしたプロダクトとしてパートナー企業と開発したのが、靴用の消臭シート「エコクック」です。

「エコクック」には、元々は製造副産物として海洋投棄されていた梅の種を炭化させ、紙に抄き込んだ「Sumideco Paper(スミデコペーパー)」と呼ばれる当社オリジナルの機能紙を使用しています。

こちらの商品は、第64回プレミアム・インセンティブショーで準大賞を受賞いたしました。

オーダーメイドエコクック

ノベルティに込めた意味:オーダーメイドエコクック

エコクックのオーダー品の製作も承っております。

廃棄してしまう製造副産物を活かしたノベルティのご希望が多いため、エコクックのフォーマットを活用し、オリジナリティのある再生紙ノベルティのご提案を行っております。

前述した梅の種以外では、クライアント企業様の製造副産物(スモークチップ・コーヒーかすなど)や能登ヒバのチップを紙に抄き込んだ消臭シートを作成しました

SDGs推進メモ帳

その他のノベルティ1その他のノベルティ2
企業様や自治体などから、各コミュニティで排出された古紙を何かに使えないかというご依頼のもとで、古紙を抄き込んだ再生紙でメモ帳を作成しています。

あるクライアント様では、毎年発行している環境レポートが印刷ロットの関係で余剰分が出てしまい、年度末に数千部廃棄処分となっている現実がありました。

環境貢献活動をまとめるための冊子で廃棄が生じているという矛盾を解消するため、廃棄予定の環境レポートを再生。ステークホルダーとコミュニケーションをはかるツールとして、オーダーメイドのメモ帳に生まれ変わりました。

山陽製紙おすすめのノベルティ

私たち山陽製紙では、製造副産物や古紙を抄き込んだ再生紙作りを得意としているので、その紙を加工したエコクックなどのプロダクトをおすすめしています。

エコクックは、上記に述べた炭以外にも、オフィスで出る不用コピー用紙と消臭機能がある天然鉱物であるゼオライトを配合した「シロエコクック」など、さまざまな素材の特性を生かしながら多様な商品展開を行っております。

山陽製紙のノベルティは、各企業様の環境に対する想いやサスティナビリティの取り組みを体現できるものと考えており、お客様と共に循環型社会に貢献することを目的として活動しております。

紙創りを通して喜びを共有する山陽製紙

山陽製紙は創業以来、紙と共に歩んできた再生紙のスペシャリスト集団です。

環境のみならず、様々な社会的な課題に真摯に向き合い、自社の特徴を活かしながら解決のために挑戦する企業のお役に立ちたいと考えています。

小ロットでも発注できる製紙メーカーを探している
製紙・商品開発の相談がしたい
工場見学をしてみたい

…など、ぜひお気軽に山陽製紙にお問い合わせください。

紙創りを通して喜びを共有する山陽製紙

紙創りを通して喜びを共有する山陽製紙 山陽製紙は創業以来、紙と共に歩んできた再生紙のスペシャリスト集団です。 環境のみならず、様々な社会的な課題に真摯に向き合い、自社の特徴を活かしながら解決のために挑戦する企業のお役に立ちたいと考えています。
  • 小ロットでも発注できる製紙メーカーを探している
  • 製紙・商品開発の相談がしたい
  • 工場見学をしてみたい
…など、ぜひお気軽に山陽製紙にお問い合わせください。
sanyoAdmin

執筆者:山陽製紙

1957年の設立以来、60年余り大阪・泉南市で再生紙に携わってきた紙づくりのプロフェッショナル集団です。 工業用クレープ紙の製造のほか、廃棄されてしまう製造副産物やオフィス古紙などを紙に抄き込みアップサイクルした「オーダーメイド再生紙」や、オフィス古紙の回収や再資源化サービスの「PELP!」など、限りある資源を活用し、循環型社会を実現するため日々取り組んでいます。 小さな製紙メーカーだからこそできる600kgからの小ロットの製紙で、お客様の想いに寄り添った紙づくりを実現していきます。